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妊婦さんに無痛分娩を勧める理由

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3か月ぶりになります、安壽佳です。

昨年妊娠中だった私は無事2月に女の子を出産し、今は子育て真っ最中です。

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そんな私、『無痛分娩』で出産しました。

皆さんも一度は聞いたことあるでしょうか。無痛分娩または和痛分娩ともいわれるものです。アメリカでは毎年、全体の6割にあたる240万例がこの無痛分娩を行うと報告されているのですが、日本は2010年、全国の1176施設(当時)で無痛分娩を選んだ方は2.6%だそうです。まだまだ認知度は低いと思います。

なぜ私が無痛分娩を行うことになったかと言うと…

1.出産する病院がたまたま総合病院で無痛分娩を行っていた

2.それを知った母が強く勧めてきた

3.私自身、痛みへの恐怖が大きかった

どこの産院でも無痛分娩ができるわけではありません。麻酔科医の先生や麻酔に伴う設備も必要となってきます。それ故に医大、県立病院等の総合病院での出産がほとんどになるかと思います。

最初、母から無痛分娩を勧められたとき、私はこう思いました。

「赤ちゃんへの麻酔の影響が心配!背中に管通す麻酔なんて痛いかもしれない!!いやいや、やはり女たるもの出産の痛みには堪えないといけない!!…たぶん。」

母自身は第一子である私を産んだとき、相当苦しみ、意識も失ったとのことで少しでも和らぐなら…という思いでした。そんな葛藤も少しあり、結局は出産への恐怖から無痛分娩を選択することになりました。陣痛は24時間耐えたらなんとかなる!とは思っていても、やはり不安は残るものでした。

では、ここから私が実際病院で体験したことをお伝えします。

※以下は私が出産した病院でのことであり、すべての病院に共通するとは限りません。

<説明会への出席>

無痛分娩を希望する方に説明会を月2回開催しています。麻酔科医の先生が無痛分娩のメリット・デメリット等詳しく説明してくれました。

無痛といっても痛みはあるが、普通が10の痛さなら3ぐらいの痛さであること

・分娩時の痛みが和らぐことで、胎児に酸素を安全に送ることができるので、胎児へのストレスも減ること

・母体も体力を温存しながら出産できること

・麻酔による副作用(軽い血圧低下、体がかゆくなる、頭痛、合併症)があること

・生まれてくる胎児への影響はほとんどないこと

・下半身麻酔なので寝たきり状態になり、トイレ等は介助が必要になること

・保険適用外なので自費(8~15万ほど)になること

この説明会に出席しないと無痛分娩は対応できないことになっていますが、説明会に出たからといって絶対に無痛分娩をしなければいけないわけではありません。私は説明会に出てことで理解が深まり、無痛分娩をしようと決めました。

<陣痛・分娩・出産>

夜に陣痛がきて、10分間隔になった頃病院へ電話しました。その際、「無痛分娩どうしますか?」と聞かれたので即「あ、お願いします」と返答です。

そして病院に入ったのは夜1時頃でした。入院手続きや内診をして、ベッドに横になります。もちろんその間も痛みに耐えながらです。まだ子宮口が3cmだったのですが、3時頃に麻酔をかけました。

※麻酔は硬膜外麻酔で、細くて柔らかいチューブを背中から腰の脊髄近くに入れて、そこから麻酔薬を少量ずつ注入します

麻酔をかけた直後に血圧が低下し、猛烈な吐き気に襲われました。看護師さんに「吐きそう、吐きそう」と言いながら、酸素マスクをつけすぐ落ち着きました。

麻酔をかけてからは痛みがなくなり、ゆっくり寝れるほどになりました。手首には点滴、指にはパルスオキシメーター(体内酸素モニター)、お腹には胎児心拍モニター、陣痛計も動いている状態です。痛みがなく、ベッドに横になっている状態なので、付き添ってくれた主人も母もとても暇だっただろうと思います。

昼前に陣痛が遠のいている状態とのことで母体と胎児の健康を考えて促進剤を使うことになりました。その後は順調に進み、子宮口が9cmになった頃に少しずつ痛みを感じるようになります。麻酔をかける前は陣痛計の数字は30~40でも痛さに唸っていたのですが、この頃には数字が測定不可能になっていましたが少し痛いぐらいなのです。

子宮口全開になっていよいよ分娩が始まります。麻酔をかけていてもしっかりと陣痛を感じることができて、痛みがきたらいきむ、を繰り返し行いました。

もうこの頃は1分間隔ですが、肝心の痛みはといいますと…

陣痛1分「きたぁぁぁーーーーー痛い、いきむ!なんでいきんだら痛み消えるんだろう…」

休憩1分「あー寝れる、寝れる…そろそろくるか…」

助産師さん「そろそろですよ~息整えてね~」

陣痛1分「きたきたぁぁーーいきむー!!」

休憩1分「ふぅ…今どのぐらいだろう…まだか、まだなのか…眠い…のど渇いた~」

陣痛1分「きたぁぁーー!!あと少しだろう、ママがんばるっ!!」

というのを実際思いながら分娩しておりました。そのぐらいの余裕があり、おそらく想像できる痛みだと思います。それでも実際の分娩中はいっぱいいっぱいですので、出産を終えた後改めて、麻酔なかったらさすがにこんなもんではなかったなぁと思いました。それでも「生まれた~!」という感覚ではなく、「やっと出た~!!」でした。

そんなこんなで無事に出産を終えました。16時間のお産にはなりましたが、母子ともにとても元気で健康でした。

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出産直後、猛烈な空腹におそわれ主人にコンビニに行って弁当類を買い込んでもらいましたが、なんなく完食するほど元気でした。娘は誰よりもよく泣き、よく飲む赤ちゃんです。何より私が全く疲れていなく体力も残っていたので、翌日からの育児がとても楽しめました。

そんな私の様子を見ていた主人は「出産への考え方が変わった」と言います。

もしかしたら、これも無痛分娩のメリットでもありデメリットかもしれませんが…

出産を終えて

私自身、無痛分娩をして本当によかったと思っています。

よく「痛みに耐えてこそ母親になれる」とか「痛みを我慢して出産しなければ子供への愛情は育たない」という痛みを美徳とする風潮がありますが、何の根拠もないことだと思います。二人目も無痛分娩で!と思ってはいますが、看護師さんには麻酔かけている間に産まれるよとも言われました。二人目で無痛分娩を行う方は、計画分娩の方が多いみたいですね。

無痛分娩は日本ではまだまだ普及はしていませんし、費用も高く病院も探さないといけないことから敷居は高いように感じます。実際私の周りで無痛分娩をした方は聞いたことがありません。そして何より、家族・親族の方々の理解が必要だと思います。もっと気軽にひとつの選択肢として選べるようになるといいなぁと思います。

あ、数十年後に娘が出産する時にはもちろん無痛分娩を勧めます。

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