会社説明会で求められるプレゼンテーション力

会社説明会での採用担当者は、直接学生に会社や仕事について語るプレゼンテーションがあります。会社でのプレゼンでの相手は社内の人間になりますが、会社説明会では対象が学生になり、いつもの会議でのようなプレゼン方法とは違います。

採用担当者は話すこと自体を仕事にしていないため、大変苦労すると思います。

今回は会社説明会におけるプレゼンのポイントをご説明します。

プレゼンする人の年齢による違い

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人は見た目が大切です。会社説明会では、大勢の学生の前で話しをします。

そこで話す人の年齢によって、学生の反応が変わってきます。

プレゼンターが20代

会社の中でも若手になりますが、プレゼンターとして会社説明会で壇上することはあるでしょう。

20代のプレゼンター中堅以上の社員より、学生との距離感が近くなり親近感がわきます。

学生からの質問が出やすく、盛り上がりやすい会社説明会にはなりやすいですが、個人差はあれどプレゼン力に欠ける傾向にあります。

会社説明会の中でも「先輩に質問する時間」などのパートに出るのがいいでしょう。

プレゼンターが30代

ほとんどの企業がプレゼンターに30代を起用しています。

やはり、場数になれているのか、とっさの対応も安心できます。また進行もスムーズで滞りなく最後までプレゼンできます。

プレゼンターが40代以上

30代よりも、安心して任せることができますが、学生からすると常に緊張感が走ります。

年齢が上になればなるほど学生たちは「すごく偉い人なのではないか」と想像を膨らませ、気が張り詰めた会社説明会になってしまいます。

このように、プレゼンターの年齢で会社説明会のプレゼンにおける雰囲気が変わります。

会社説明会は話すターゲットが学生だと絞れている分対策が容易です。学生たちがどうすれば熱心に話を聞いてくれるのか、どうすればあなたの会社に興味を持ってくれるのかを一番に考えましょう。

プレゼンターを決める際に年齢は選考する要素でもあります。

学生に興味を湧かせるプレゼン

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それでは会社説明会における良い説明とはどういったものになるのでしょうか?

このパートでは学生がどのような気持ちで、あなたの会社説明会に参加しているのでしょうか?

そこを考えれば以下に挙げる悪い例にはならないと思います。

根拠のある話をする

就活生たちは、あなたの会社がどういう会社なのか興味をもって参加します。

その興味の話の内容が根拠のないものだったら、学生たちは半信半疑になり、もっと悪い例では会社の信用を失うこともあります。

学生たちは、あなたの会社で働き給料をもらって生活しなければなりません。そんな人生でも大きな選択を根拠なくして決めることができますか?

例えば「新人教育に力を入れています」と言われても学生たちは全くピンときません。

ですから、「新人教育では月一マナー講師を会社に招いて研修カリキュラムがあり、2年間はOJTを交えて育成しています」となぜ新人教育に力をいれていると言えるのかを明確に伝ましょう。

職務内容がイメージできるような話をする

営業職、事務、総合職と職務を羅列するだけでしっかりと説明されていないことがあります。

プレゼンターは現状会社で働いているので、イメージがつきやすいのかもしれませんが、学生からすれば具体的にどんな動きで働けばいいのかわかりません。

学生たちは会社に興味があるのと同様にわからないから知りたいと思って、会社説明会に参加しています。

だからこそわかりやすく、職務内容がイメージできるように話しましょう。

職務のイメージが湧かなければ、その先の面接まできてくれません。

業界全体の話をする

学生の満足度が低い会社説明会によくあるのが「会社の将来性、業界の将来性についての話がなかった」という点です。

学生たちは希望とは別に不安も抱えています。自分が定年までこの会社は生き残っているのか、そもそも業界自体に将来性はあるのかという疑問は必ずあります。

しかもこの2つは、質問として聞きにくい項目であるのと同時に、インターネットなどで調べるよりもその業界に携わる人の言葉の方が信憑性があります。

会社説明会であなたの会社だけの話で完結してしまうのではなく、業界全体の将来性を話すことで、学生がよりあなたの会社へ志望するきっかけにできます。

学生に興味をもってもらえないプレゼン

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次は会社説明会における悪いプレゼンの例です。

会社の表面上のことしか話さないプレゼン

インターネットやパンフレットでみればわかるようなプレゼンは、学生にとって時間の無駄です。最近ではSNSやインターネットの普及で社名を検索すれば、いろいろな話が検索結果に出てきます。

だからこそ学生が欲しい話は会社の内部の人間からの生の声です。

つらつらと、学生たちがすでに下調べをした”当たり前のこと”を話しても何の興味ももってもらえないでしょう。

プレゼンターの個人的な会社との話しを交えたり(入社当時のエピソード、会社で学べたことなど)、時にはネガティブな話もするべきです。

こういった会社説明会でしか聞けない話に学生たちは価値を見出します。

一方的な説明で終わるプレゼン

あなたの会社の話だけして学生の声を聞かないプレゼンほどつまらないものはありません。

長い時間話を聞いているだけでも苦痛に感じるのにも関わらず、会社説明会という緊張感のある場所で、集中できるはずがありません。せっかくの話をしても学生の頭にはなにも残りません。

時折学生たちを交えた話をすることを心がけましょう。

「当社の〇〇という製品を見たことがありますか?」など挙手を煽ったり、「どこで見ましたか?」と質問するのもよいでしょう。また学生たちだけで相談する時間を設けたり、より学生にとって有意義な時間にするよう心がけが必要です。

まとめ

どの項目にも共通することは、いかに「学生目線」になるかということです。

人材は会社を成長させる上でとても大きな要素です。その人材を獲得するための最初のステップである会社説明会をうまくこなせなければ、人材の確保が難しくなるのは容易に想像できるでしょう。

会社説明会は学生にあなたの会社に興味を持ってもらう場所です。だからこそ、一番重要なプレゼン力がが求められるのです。

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