コンサルタントという仕事
コンサルタントとは、簡単に言うと「事業がうまくいっていない」「集客がうまくいっていない」など悩みを抱えている人の相談相談にのり、解決までの手助けをするというのが仕事です。
今の例だと経営の分野に関するものになりますが、特に分野の限定は必要ありません。
自分の得意なことや、経験が活かせる分野で人を助けることができればいいのです。
恋愛コンサルタントだって立派なコンサルタントです。過去の経験や男性女性の恋愛心理を勉強し、その知識で悩んでいる人を助けます。
他には育児コンサルタント、結婚コンサルタントもいるように多種多様なコンサルタントが実在します。コンサルタントは財務コンサルタントや、ITコンサルタントだけではありません。
これだけコンサルティング分野が多いということは、その数だけ困っている人がいるということです。
つまり、あなたが得意とする分野を、あなたとは違って不得意な人がいます。その人をあなたが助け仕事なのです。
コンサルタントのメリット
①. 資格なしでできる
コンサルタントは資格なしで名乗ることができます。例えば経営コンサルタントは経営の知識は幅広く持っていなければいけませんが、資格はいりません。
信頼度を上げるためや自分のスキルアップを目的にMBAや中小企業診断士など取る方はいますが、持っていないと経営コンサルティングになれない(できない)ことはありません。
②. 在庫なし
コンサルティング業は知識や経験を売っていくため、形のかるモノを売るわけではありません。
つまり在庫を抱える必要がないのです。在庫を抱えないため、マイナスになることはありません。また在庫保管場所も必要ないのでコストが抑えられます。
独立してコンサルティングになる方は、事務所を自宅にかまえる場合が多いので在庫をかかえることがないのも助かるのではないでしょうか?
③. 資金いらず
コンサルタントは、あなたの知識と経験からでる助言を求めています。
事務所なども特に必要ありません。名刺くらいは用意すべきですが、低リスクで始めることができます。
コンサルタントとして独立するのであれば、資金をかけないではじめられる分安心できます。
コンサルタントの価値
コンサルタントはあなただけにしかできない仕事です。あなたが選んだ分野のコンサルタントをしている人は他にもたくさんいるかもしれません。
ですが、あなたの経験とあなたと同じ知識を持った人はあなた以外にいません。だからあなたのコンサルティングに価値が出るのです。
コンサルタントで気をつけること
コンサルタントを始める前に気をつけてほしいことを知ってください。
①. 中途半端な知識・経験ではお金にならない
コンサルティングは悩みを抱えている企業の相談に乗り解決に導くことが仕事です。
しかし、あなたの知識や経験が相手にとって不満なものであれば、話は聞いてくれません。
不満を抱えている人それぞれの内容は違っています。このケースバイケースをどう解決していくかが、コンサルティングの仕事です。
もしあなたが本で得たような知識しかなければ、本を買えば済む情報です。
そうなってしまうと満足なお金はいただけないでしょう。またインターネットで得られる知識も最近では相当な量になってきました。本にもインターネット内の情報にも負けない知識と経験が必要になるのです。
②. ネタ切れに注意
ネタ切れしてしまうと、あなたが提供する”商品”がなくなってしまいます。
常に勉強し続けることが必要です。また時代の流れに沿った動き方も必要になりでしょう。
そこで大切なことは、コンサルティングをした経験を次のコンサルティングに役立てるようあなたの経験として蓄えていくことです。
あなたがコンサルティングした企業が成功を収めたら、それも立派な経験です。逆に問題が解決にいたらなければ、その理由を解明し次につなげましょう。
情報を売る仕事だからこそ、常に新しい情報を蓄えていかなければなりません。
参考:AllAbout
さいごに
コンサルティングは誰でもできる仕事なため、信用度や知識量、経験量が大切です。
先ほども述べたように、情報を売るということは、情報を求める人以上に情報を持っていなければなりません。
ですが、情報がほしい企業もあれやこれや対策した結果コンサルタントに依頼してきます。だからこそ浅く狭い知識では、解決にはいたりません。
一般的な情報、知識にあなたの経験が乗ってこそ素晴らしいコンサルティングになるのです。
コンサルティングの独立に関しては「topics_detail7/id=1635″ target=”_blank”>ゼロックスのトップ営業マンからIT・経営コンサルタントして独立。コンサルタントして成功までのプロセス、戦略とは。」という記事をぜひ読んでいただきたいです。
この記事には、トップ営業マンからコンサルタントとして独立された男性のインタビュー記事となっています。
今後あなたがコンサルティングとして独立されるならきっと励みになるでしょう。