毎日、会社で行っている個人に割り振り当てられた仕事は、業務時間内に終わらせなければいけません。終わらなければ残業の毎日です。
時間内に効率よく終わらせる人もいればそうでない人もいます。
この二人の違いは、仕事を効率よくできているかどうかなのでしょうか?
確かに、効率よく仕事をすることによって、早く仕事を終わらせることができますが、完全にそうではありません。
実は、集中力の違いなのです。
仕事をしている時の集中力が高いほど、効率のいい仕事ができます。
しかし、集中力というのは個人によって違います。
「自分は集中力ない」と諦めたり、悩んだりしていませんか?
集中力はスポーツと同じで、鍛えれば高い集中力を得ることができます。
集中力は、仕事以外にも勉強や三日坊主で終わってしまう趣味などにも応用できるので、高め方を覚えていて損はありません。
仕事をする時の集中力の高め方
仕事する環境を整える
みなさんが日々仕事をしているデスクは、書類や資料がバラバラにおいていませんか?
散らかった状態では、どこに何があるのかということがわからなくなり、効率よく仕事をすることができません。
自分の身の回りは、整理整頓するように心がけましょう。
デスクが綺麗な状態だと、気分が変わり気持ちがいいので、新鮮な感覚で仕事をすることができます。
次に、自分の好きな音楽を聞いたり、自分がリラックスしてできる状態を作るとより集中することができます。
自分の作業を行う範囲の環境と周りの環境を整えることがとても重要です。
二つ以上のことはしない
仕事をしている最中に、PCやスマホで友達のSNSを見たり、友達からのすぐに返す必要ないメールを返したりしていませんか?
これは、仕事に集中するためには、邪魔にしかなりません。
なぜかというと脳に新しい情報を入れてしまうと、無意識脳うちに新しい情報の方に流されてしまうのです。
例えば、部屋の掃除をしていたらなつかしいアルバムが出てきて、ついつい見てしまい、1時間で終わる予定が2時間や3時間もかかってしまうという経験をしたことがあるとおもいます。
掃除に集中していたのに、なつかしいアルバムという新しい情報を見つけたことにより、掃除に集中できないということが起こります。
これが、無意識のうちに新しい情報に流されるということです。
こういったことにならないようにするには、「やると決めたらそれ以外はやらない」ということを決めておくことが大事です。
集中して作業を行うには、このシンプルな方法が一番重要になってきます。
時間を決めて作業する
仕事をする時に、その仕事にかかっている時間を計ったことはありますか?
計ったことがない人は、一度計ってみてください。
意外と結構な時間を費やしてしまっています。
この原因は、時間を決めずに作業をしているということです。
時間を決めずに作業をしていると、最初は集中しながらできますが、最後の方は集中力が切れて、だらだらしてしまいがちです。
これでは、一つの作業に時間がかかり過ぎてしまいます。
自分が行う仕事に、時間を決めて作業することで、集中力を高めることができます。
作業に時間を決めることによって、時間内に終わらせるという自分にプレッシャーをかけることができるので、集中力が一瞬だけ上がります。
集中力とは、長く続くことはありません。
人によって差はありますが、だいたい45分〜50分ほどだと言われています。
この時間を目安に、自分の仕事に時間を決めて作業してみてください。
適度に休憩する
集中力を高めるには、休息も必要です。
スポーツでも同じで、オーバーワークをすると身体に支障が出てきますよね。
練習の間に適度な休憩をとることで、身体のケアをすることができます。
仕事にも同じことがいえるのです。
仕事もしすぎると、脳や身体、最悪の場合精神的に支障が出てきてしまいます。
身体を壊しては、元も子もありません。
こうならないためにも休憩は、とても重要で一度身体を休めることによって、次の仕事を行う体制を作ることができます。
休憩することにより、脳と身体を休めることができ、集中力も回復します。
また、休憩中に軽い運動をすることで、より高い効果を得ることができます。
運動をすると、脳に刺激が行き活性化されるので、集中力を高めるのに役に立ちます。
先の楽しみを作る
仕事ばっかりでは、とてもつまらないと思います。
そんな時は、先の楽しみを作りましょう。
仕事終わった後は、友達と飲みに行こうでもいいですし、連休に旅行に行くから頑張るといったものでもいいのです。
これは仕事をする上でのモチベーションとなります。
このモチベーションが、集中力を高めてくれるので、休みの日には楽しい予定を入れておくことをオススメします。
十分な睡眠をとる
残業ばっかりで、寝不足になっていませんか?
寝不足状態だと、脳の機能が低下していき、仕事に集中なんてできません。
しっかりと睡眠をとり、脳を休めることで、効率のいい仕事ができます。
しかし、徹夜しないといけない場合が出てくる人もいます。
そのような人は、仮眠をとるようにしましょう。
当たり前のことを言いましたが、案外できていない人が多いとおもいます。
また、仮眠の取り方にもコツがあります。
あえて昼寝を長めにとることで、深夜までの残業に備えてください。
身体の体内時計では、休眠する時間になります。
身体の休憩に合わせて仮眠をとることで、脳を活動できるようにします。
仮眠から得られる効果についてまとめていますのでそちらをご覧ください。
デキるビジネスマンにとって昼寝は当たり前!昼寝で得られる仕事効率化と正しい方法
個人的な仮眠の取り方は、寝る前の30分前にコーヒーなどのカフェインが入った飲み物を飲んでから寝ると起きた時スッキリします。
仕事に対しての考え方を変える
仕事をしている時、皆さんどのようなことを思って作業をしていますか?
「しんどいなぁ」「めんどくさいな」など思っていたら、仕事の効率をよくすることもできませんし、仕事に集中することなんてできません。
この考え方を変えることで、効率よく作業ができ、仕事に集中することができます。
では、どのように考え方を変えたらいいのでしょうか?
シンプルに「仕事を楽しむ」ことです。
どんな仕事にも楽しんですることが大事なのです。
辛いと思っていたら、効率も上がることはありませんし、集中もできません。ただただ、時間が過ぎるのを待つという仕事の仕方になります。
これでは、楽しくありません。
仕事は、辛いと思わずに、楽しいと思えるような工夫をしましょう。
たとえば、この項目の「時間を決めて仕事をする」を活用して、この時間で終わらせるように自分を自分で操作する、RPGゲームのように思うと、楽しいと思いませんか?
仕事するたびに経験値をためて、レベルアップしていくと思うと、仕事が楽しくなってきませんか?
個人的にやっている方法なので、RPGが好きな人には、ものすごいオススメします。
普段の仕事を、自分の好きなものにたとえて仕事をしてみたら、楽しく仕事ができると思います。
まとめ
この集中力の高め方を意識することで、集中できる時間が延びたり、作業効率が格段に上がります。
仕事を早く終わらせることで、プライベートの時間を確保することができ、余裕のある生活ができると思います。
仕事にも余裕ができるので、次へのステップアップもでき、新しいことにも挑戦し、自分を高めることもできます。
また、この方法は、勉強にも活用できますので、自分が取りたい資格の勉強やスキルアップのための勉強の参考にしてみてくださいね。