こんにちは。クロスボンバーのRyoMaです。
日本経済が混沌としている中、ある問題が現実的になっていることをみなさんはご存知でしょうか?
「2025年問題」が刻々と迫ってきているのです。
本当にそうなるの?と思っていた出来事が実際に起きようとしているので簡単に紹介したいと思います。
2025年に起こる日本の問題
超高齢化社会
高齢化社会という言葉をよく聞くかと思いますが、2025年に超高齢化社会という言葉が存在するようになります。
どういうことかというと、団塊の世代が後期高齢者つまり75歳以上となり、国民の3人に1人が65歳以上で5人に一人が75歳以上という現象が起きてしまうのです。つまり、生産年齢人口と呼ばれる15歳〜64歳の人口が7000万人まで減少し、65歳以上の高齢者の人口が3500万人まで増えてしまいます。
子供が少ない世の中になっていき、老人が増えゆく時代に変わりつつある状態です。
年金問題
この話題はよく耳にしますよね。みなさん14年に厚生労働省がこんなことを言っていたのをご存知でしょうか?「現役世代の賃金はこれから毎年上がり、10年後の保険料収入は40兆円に達する見込みだ。だから年金は破綻しない」
実際はどうでしょうか?
GDPが下がり賃金が上がることもありませんでしたよね。
社会保障の財源のために消費税をあげても、1%あがると2兆円しか税収は増えないので、消費税で社会保障を賄おうとおもうと15%まであげなきゃならないのです。
60歳から年金受給が65歳に引き上げられる案が出ているのですが、2025年には年金受給年齢の開始が70歳まで引き上げられていることになるでしょう。
プア・ジャパニーズが増加
超高齢化社会が進むにつれて生産年齢人口が減りつつある日本は、少子化対策を取らない限り移民の受け入れる選択をすることになります。実際、日本人より東南アジアなどの発展途上国の人たちを雇った方が人件費を抑えられるので外国人を雇う企業が増えています。
元気に働ける日本人が減っていく中で、雇用も少なくなっていくことが懸念されます。そうなると、安い賃金で文句も言わずに働く外国人と同じ賃金で日本人が働くということが起こってきます。この人たちを「プア・ジャパニーズ」と呼ばれる日が来るでしょう。
まとめ
2025年に起こる出来事について簡単に説明しましたが、ここから読み取れる問題は山のようにあります。
政府に守ってもらえる時代から個人で考えて行動し自らを守る時代がやってきているのかもしれませんね。
出典:現代ビジネス