「CDが売れない」と音楽業界に暗雲が立ち込めています。
インターネット、スマホの普及により音楽のストリーミング再生やYoutubeなどの無料で音楽が聴ける機会が増え、徐々に若者の”有料の”音楽離れなど言われています。
しかし、 Yahooニュースを見るともっと自体が深刻化しているように思えます。
音楽から距離を置く
全体的には少しずつだが確実に「音楽へ対価を支払う層」が減り、「既知の曲のみを聴きまわす」「音楽そのものに無関心」の人が増えている。2014年は未調査のために1年分が空いているが、それを考慮しても2015年には大きな「有料音楽離れ」だけでなく「音楽離れ」が進んでいる。
そもそも「音楽に興味がなくなってしまった」層が増えています。
グラフの一番右「無関心(曲聴かず)」が例年に比べて2倍近くになっているのは、音楽業界にとって深刻な結果でしょう。
音楽への興味がない
このグラフを見る限り、「お金を払ってまで聴きたいと思う曲がない」「CDの値段が高すぎる」といった”有料に対する”問題ではなく、「そもそも音楽に興味がない」層が増えてきています。
「無料視聴」層は、時代の流れによって増えてもおかしくない部分であるのですが、そこも減少しています。
この2つの層が年々増加していくことを考えると日本の音楽業界はどんどん窮地に追いやられるでしょう。
音楽業界も、いろんな策を出してくるとは思いますが、そもそも音楽に興味がないという層にお金を出してもらい音楽を買ってもらうのはかなり難しいでしょう。