6月になり新入社員が仕事に慣れ始めた頃ではないでしょうか?
アルバイトではないので、会社の立場や役職を考え行動しないといけません。
でも、新入社員の方が、役職をはっきり理解している人はいないと思います。
そこで、今回は役職についてまとめてみました。
役職って何?
役職とは、責任や管理をし、職権を伴う職務のことをいいます。
その役職が、上がれば上がるほど、責任や管理範囲が広がります。
「部長は組織内の部門の管理。課長は組織内の一部門の課を管理する。」という役目があります。
ただ、企業の大きさや組織体制で、役職の位置が大きく変化します。
自分が勤める会社の組織体制で役職の位置づけを理解すると、会議や商談などで役に立つことが多いので、覚えておくべきです。
ただ役職でも色んな分野に分けられます。
「役員」と「管理職」に分けることができます。
その中で重要なのが「役員」です。役員という人と新入社員は出会う事が少なく、雲の上の人と思うことがありますが、重要です。
その役員は大きく2つに分けることができます!
取締役と執行役
取締役
まず1つが「取締約」という役員があります。
取締役は会社の経営を行います。
経営で重要な判断と決定をする機関。
会社の脳みたいな感じです。
執行役
そして2つ目が「執行役」があります。
執行役は業務を遂行するプレイヤーです。
会社の足や手みたいな感じですね。
この2つを比較すると経営での重要性から取締役の方が役職は上になります。
決定権や代表権も比較するに当たり重要なポイントです。
会社の意思を代表できる権利で、役員の中でもこの代表権がある方が上になります。
また、社長や会長もこの役員の中に含まれます。
役員の順位
「代表取締約」→「取締役」→「執行役」になります。
職位の序列
「会長」→「社長」→「副社長」→「専務」→「常務」→「平役員」→「執行役員」となります。
でも組み合わせは会社で様々あり、常務であっても取締役であれば執行役専務より偉くなります。難しいですね。
管理職とは
役員に続く位置になります。たとえば、部長なども管理職になります。
管理職は、沢山あり覚えるのは大変です。
でも、新入社員はこれを怠ってはいけません。
本部長・事業部長
管理職のTOPが「本部長・事業部長」です。
複数の事業部をまとめる役職です。役員が兼任することもあります。
部長
その次が「部長」です。
一つの部のTOPです。たとえば○○部の一番上です。本部長などがいない場合はここが一般社員の一番上になります。ここまでくれば出世したと思われます。
課長
そして「課長」になります。
特定の課での一番上です。これ以上の役職になると「管理職」の待遇になることが多いようです。その反面、残業代がつかなくなることも多いらしい。
「部長」は部のTOP。「課長」は部の中の課のTOPといった具合で役職があります。
分かりやすいですね。
さいごに
役職が付いている人は、新入社員にとって上司になります。
その上司の順位を把握すると社内でも、社外でも役に立ちますので是非覚えておきましょう!