海に深く潜れば潜るほど、危険はどんどん増してきます。
深海には未知の生物など、まだわかっていないことがたくさんあるといいます。実際深海200m以上の場所は1パーセントほどしか解明されていません。
そんなロマンあふれる深海を人のが危険を冒さずに探索できる時代がすぐそこまで来ています。
OceanOne
ヒト型ロボットOceanOneはスタンフォード大学が開発しました。かわいい見た目をしていますが、かなりやり手のロボットです。
OceanOneは水中で人間のダイバーに代わって探索をしてくれる、未来の希望がつまったロボットです。
過去にも探索機が深海で作業することはありましたが、アームが繊細な動作をしませんでした。
OceanOneが人型に作られている理由は、遠隔からダイバーが動きを操作できるようになっているからです。
人間のように2本あるアーム、カメラも目のように2つと、操作するダイバーが実際に潜っているのと近い状態で操作できるように考えられました。
さらにアームが水中で物に触れている感覚を、ダイバーに伝える機能もついており、よりリアルな探索が可能です。
OceanOneは夢のロボットというわけではなく、もうすでに実績をつんでいます。
今まで人間では成功したことのなかったルイ14世の旗艦から花瓶を持ち帰ることに成功しています。
使いにくい形をした花瓶を持って帰ってくるとはかなり優秀です。
OceanOneの登場で今まで解明されていなかったものがたくさん解明されていくかもしれませんね。今後のOceanOneの動向に期待です!