毒のある魚を“カワハギ”として販売された-三重

12月11日(火)三重県大台町のスーパーで、毒のある「ソウシハギ」とみられる魚が誤って販売されたことが明らかになった。

食べた人の安全は確認された

買った2人のうち1人は食べておらず、食べた人も体調に変化はないと話し、これまでのところ健康被害はないという。
誤って販売してしまったのは、三重県大台町のスーパー「味彩館キッチン海ものがたり」で12月11日、カワハギとして販売された魚が、毒のある「ソウシハギ」だったかもしれないと、店に卸した業者から保健所に相談があった。

ソウシハギは、内臓にパリトキシン様毒という毒があり食べると、激しい筋肉痛や呼吸困難などで死亡するおそれがある。

県によると、店側が呼びかけた結果、12日夕方までに買った客2人と連絡が取れて電話で話を聞いたところ、1人は食べておらず、もう1人は食べていましたが「体調に問題ない」などと話し、これまでのところ健康被害はないという。

ソウシハギとは


三重県水産研究所によると、「ソウシハギ」はカワハギ科の魚で熱帯から温帯の海に生息し、日本海や太平洋など、日本各地の海で見られるという。

体長は40センチから50センチほどで、大きく長い尾びれを持ち、体に青い斑点もようがあるのが特徴。

「ソウシハギ」が属するカワハギ科には「カワハギ」や「ウマヅラハギ」、それに「ウスバハギ」など、一般に食べられているものを含めて31種類の魚が属しているが、毒を持つのは今回問題になった「ソウシハギ」だけだという。

毒は「パリトキシン様毒」と呼ばれる猛毒で、主に肝臓に蓄えられているが、毒を持たない個体もいる。

ソウシハギの他にも「アオブダイ」「ハコフグ」「ウミスズメ」などの魚も同様の毒を持っている。

パリトキシン様毒 死に至るケースも

「パリトキシン様毒」は体内に入ると主に激しい筋肉痛を引き起こし、呼吸困難やけいれんなどの症状で死に至る可能性もある。

「パリトキシン様毒」は記録が残っている昭和28年からおととしまでに、全国で129人が中毒症状を訴え、このうち8人が死亡したという。

東海3県では、いずれもアオブダイを食べて昭和58年に三重県で1人、昭和61年に愛知県で1人がそれぞれ死亡している。

ただ、ソウシハギが原因で、パリトキシン様毒の中毒症状が出た例はない。

鮫島コメント

今回のソウシハギは毒がない個体だったのかもしれないですね。
鮫島も魚はよく食べるので、注意しています。
例えば、サバフグというフグの仲間にも毒を持っている種類が居て、見分けるのが難しかったりします。
他にも、シガテラ毒なども気をつけたいですね。

引用元

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181212/k10011744301000.html

topics/syokuchu/poison/animal_det_03.html” target=”_blank” rel=”noopener”>https://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/poison/animal_det_03.html

https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%BD%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%83%8F%E3%82%AE

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