あなたのPCは会社に監視されているかもしません。
大手企業ではPCの監視は、ほぼ当たり前とされています。プライバシーの保護の考えもあるかもしれませんが会社には監視する理由があります。
また監視されていることを知った上で、あなたがどういったことに気をつけるべきかまとめました。
会社があなたのPCを監視する理由
会社に自分のPCが監視されていると考えたら、正直仕事しにくいと思います。
特に悪いことをしているわけではないのに、監視されているというだけで少し窮屈に感じてしまうかもしれません。
それではなぜ会社はあなたのPCを監視しているのでしょうか?
①. 従業員による不正をあらかじめ起こさないようにする義務がある。
②. 従業員の仕事効率を上げる
この2つが主な理由となります。
監視されているのは、当たり前だと思うしかないです。
会社は見えないソフトで監視している
会社のネットワークをファイヤーウォールで囲んで、外部アクセスのログを取るという方法がありますが、これはあなたもわかっているので、特に問題はないかと思います。
しかし、他の監視方法として「見えないソフト」を使って監視するというものがあります。
あなたのPCにソフトをインストールして従業員を監視するため、あなたはそのソフトが入っているかどうかはわかりません。
その「見えないソフト」は種類にもよりますが、インターネットにアクセスした内容やプリンターの印刷履歴などのログを取り、情報がわかるようにされています。
これはネットワークを切断したとしても監視は続きます。正しく言うと、切断中はサーバーにデータを送れませんが、次にネットワークに接続した時にまとめて送られます。
PCを会社の人の誰にも触らせたことがないから大丈夫。と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、こういったソフトはネット経由でインストールできるため、誰もあなたのPCを触っていなくても、監視ソフトが入っている可能性があります。
PCが監視されているときの使用注意点
PCが監視されている時の具体的な注意点をまとめました。
①. ネットサーフィン
ウェブサイトの閲覧履歴ものチェックは管理される項目の中でも、よくある項目です。
あなたが、いつどどのウェブサイトを訪問したか簡単にわかります。
もちろん調べごとはたくさんあると思うので、ウェブサイトの閲覧自体は大いに結構です。
ですが特に気をつけてほしい内容はアダルトサイトです。業務中にアダルトサイトを閲覧していることがわかると、クビになる可能性は大いにあります。
他には2chも感じはよくないとは思われます。もちろんYoutubeなどの動画サイトを見るのもやめましょう。
その他にも株の取引ページもイメージはよくないです。副業ともなされる行為があれば、会社のよっては違反となるでしょう。
例えばアダルトサイトを間違ってクリックしてしまったが、表示される前にブラウザーバックしたとしても、しっかり履歴は残るため会社にばれてしまいます。
もちろん、会社はミスクリックがどうかの判断はできないため疑われる原因になります。
結論、「業務に関係のないものは調べない」のが一番でしょう。
また誤クリックを防ぎたいのであれば自分のスマホでネットするようにしましょう。
②. SNSへの投稿内容
最近ではSNSへの書き込みまでも会社で監視されているといいます。
SNSで問題のある発言や会社への悪口などを拡散させると、何らかの処分が下ることがあります。
特に監視するシステムがなても、FaceBookを実名でやっていたり、そこに紐付いてその他のSNSアカウントを割り出すのは簡単です。
SNSは不用意な発言が、勝手に一人歩きしあなたが止めようにも止まらなくなるまであっという間です。だからこそ会社からのSNSアクセスは極力避けましょう。
③. 社内メール
社内メールに関しては全て監視されていると思ってください。
キーワードチェックはもちろんのこと(アダルトなキーワードなど)、だれがどこにどんなメールを送ったか、添付ファイルはどんなものかまでしっかり監視されています。
もちろん、業務に関係する内容であれば、特に注意する必要はありませんが誰に見られてもいいようなものにしましょう。
中には重要な内容のメールがあると思います。あまり人目に触れたくない内容なら、手書きで渡すことが無難でしょう。
④. ソフトインストール
業務に関係のないソフトをインストールするのはやめましょう。そもそもインストールできないようになっていることが多いですが、インストールできるからといって許可されているわけではないので注意してください。
インストールされたソフトは会社で把握することができるので、ソフトの内容が業務に関係なければ会社から注意されるでしょう。
⑤. ダウンロード履歴
ダウンロード履歴ももちろん監視されています。
ダウンロードをするとウイルスをPC内に持ち込む可能性があるため、会社の監視対象になります。
気軽にダウンロードしてしまいがちなのが、音楽や写真、動画でしょう。中には海外の海賊版などは、ウイルスが紛れ込んでいる可能性が大いにあるため監視対象だからというわけではなく、会社に大きな損害を与える可能性があるのでダウンロードは控えましょう。
⑥. PCにつなぐUSB
監視されているのはPC内部の情報だけではありません。PCに差し込むUSBも監視対象になります。
ダウンロード履歴と同じく、USBには外部から持ち込まれたウイルスが侵入する恐れがあるので監視されます。
USBが主になるとは思いますが、PCにつないだものは全てわかるようになっていることがほとんどです。不正なソフトが検知されればすぐに監視元に情報が飛びます。
不用意に危機を接続するのは避けるべきです。
まとめ
会社から監視されていると思うと少し窮屈に感じてしまうかと思いますが、これも会社やあなたを守るためにあるものです。
会社のためのしかたのないことだと、割り切ることが大切でしょう。
なによりも業務に関係のないことをしなければ何の問題もありません。ただ先ほど述べたような内容が特に監視対象となっていることを知ることで、いらぬ疑いをかけられないようにだけ気をつけていれば大丈夫です。