礼和1作目の仮面ライダーが「ゼロワン」に決定した。
2019年7月17日に都内で「仮面ライダーゼロワン」の制作発表会見が行われた。
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令和となって初めて登場する「仮面ライダー」作品のテーマは、人工知能=AI。そのAIに最も影響を受けるのが“仕事”です。
現在の子供たちが夢と希望を抱く“お仕事”の姿は、今後激変していくといわれています。
令和初の仮面ライダー『仮面ライダーゼロワン』では、各話でスポーツ選手や医師、料理人、漫画家など、子供たちが熱い視線を送る職業の世界を舞台に、そこにAIが導入された未来の姿とその環境下で生まれる悪との戦いを描きます。
そんな物語の主人公となるのは、AI企業の社長にして仮面ライダーゼロワンに変身する青年です。自社が開発したAIロボがテロリストのハッキングを受け暴走し、社長ライダーの青年は人工知能技術を巡る戦いに身を投じていきます。そこでは一見、AIそのものが“悪”のように見えます。しかし本当にそうなのでしょうか? 本当の悪はAIを恐れ、AIの能力の前に自分を諦め、考えることをやめた人間たちの中にこそ存在するのかもしれません。主人公が戦うのは、そんな人間に悪用されたAIと人間たちの弱さです。そして、AIと共存する時代になっても、仕事をする上で必要なものがあります。それは「夢」と「情熱」です。社長ライダーは、戦いを通して「夢」や「情熱」を持つことの素晴らしさを子供たちに訴えていくのです!
主人公の飛電 或人(ひでん あると)/仮面ライダーゼロワン役には、男子高校生ミスターコン2017にグランプリした経験を持つ「高橋 文哉」(18)が務めることも発表された。
また仮面ライダーの主演としては初の21世紀生まれとなる。
作品のテーマがAIということもあり、ゼロワンのデザインは電子機器風(「グラフィックボード」や「メモリ」など)。
顔つきは最近の平成ライダーとは違い、原点回帰して「昆虫」になっている。
主人公の職業はシリーズ初の「社長」。
AI企業の社長にして仮面ライダーゼロワンに変身する青年。
他、ナレーションには「山寺宏一」、AIの音声は「日高のり子」が担当することも明らかになった。
ナレーションの山寺宏一さんは七色の声を持つ男と言われるベテラン声優。
AIの音声の日高のり子さんはアニメ・サイコパスに登場する「ドミネーター」の声も担当している。
仮面ライダーゼロワンは、2019年9月1日(日)に放送開始される。
あらすじ
舞台は新しい時代を迎えた日本。人工知能のリーディング・カンパニー『飛電インテリジェンス』が開発する人型AIロボ、「ヒューマギア」の本格的な実用運転が始まっていました。ヒューマギアは人間と見分けがつかないほど精巧に作られ、様々な職場に溶け込んでいました。
一方でこの状況を良しとしないテロリスト『滅亡迅雷.net』は、ヒューマギアをハッキングして暴走させ、人類の滅亡を企みます。政府もいち早く彼らの行動を察知し、内閣官房直属の対人工知能特務機関『A.I.M.S.(エイムズ)』を設立。暴走するAIロボの鎮圧と治安維持を目指します。
そんな中、笑いのセンスがないにもかかわらずお笑い芸人を目指す飛電或人(ひでん・あると)は、AIによってお笑いの活躍場所を奪われてしまいます。ショックに打ちのめされる或人ですが、『飛電インテリジェンス』の創立者で社長の祖父が死去。彼の遺した遺言によって、『飛電インテリジェンス』の二代目社長に指名されるのです。
巨大企業の社長などに興味がない或人でしたが、目の前で『滅亡迅雷.net』のハッキングによりヒューマギアが暴走。『飛電インテリジェンス』の社長のみが手にできる「ゼロワンドライバー」を受け取り、仮面ライダーゼロワンへと変身を遂げるのです!
『飛電インテリジェンス』の新社長に就任し、AIを巡るバトルへと身を投じていくことになった或人。彼は『滅亡迅雷.net』だけでなく、AIを敵視する『A.I.M.S.』、AIの開発競争や利権を巡る人間たちの思惑とも戦うことになっていくのです。