2000年現代、ITバブルとも言われており、iPhoneを始めとしたスマートフォンの普及や、
インターネット、電気の自由化、VR(バーチャルリアリティ)の進化と目まぐるしいスピードで発展を遂げています。
その発展に伴い、ゲーム業界でも新たな時代に入ることになりました。
それが世界中どこにいる人とでも協力プレイや対戦が可能なオンラインゲームという新機能の発展です。このことで、オンラインゲームでの対戦を利用した大会が世界中で多く開催されています。
そうして、ゲーム=娯楽という認識から、ゲーマーとしてのマナーの尊重(スポーツマンシップ)や、観戦でも楽しめることができます。
これは、情報社会が生んだスポーツだという発想から、ゲーム=スポーツという認識になったのではないでしょうか。
このスポーツをエレクトロニック・スポーツ(略:eスポーツ)と呼び、近年多くの大会が開かれるようになってきています。
このeスポーツの最大の特徴は、優勝者に賞金が設けられているというのです。
そして、この賞金額は、世界中のどんなジャンルのスポーツ大会にも、見劣りすることが無いほどの大金を稼ぐことができるのです。
海外ではスター扱い『プロゲーマー』について
例で挙げてみましょう。
例えば、STEAMの親会社Valveのeスポーツトーナメントは、1000万ドル(約12億円)という賞金を過去に出しているのです。
また、eスポーツでは年間獲得総額プレイヤーランキングなどが発表されます。
そのランキングのTOP10内は、全員が獲得賞金総額1億円を超えるプレーヤーであり、
仕事として考えても年商1億円だというのだから、一般企業に勤めるよりも夢がある仕事といえるでしょう。
そうしたことから、プロゲーマーを求める企業が増え、eスポーツ業界は、年々ユーザー数が右肩上がりに増加し続けています。
海外では、一大ブームを巻き起こしているeスポーツですが、これまで世界のゲーム業界を牽引してきた日本では、あまり耳にしたことがないですよね。
それは、日本ではゲーム=遊びという認識が未だ拭えない状態が続いているからだと思います。
その為、eスポーツにおいて日本は後進国となっているのが現状なのです。
日本の国会にもオンラインゲーム議員連盟がある
https://www.jespa.org/profile/
どうにか、日本でもeスポーツを発展しようとし続けている動きもあるのだが、なかなか広まらないのが実情です。
日本で広がれば、新たな職業選択肢にもなるでしょう。
また、日本のゲーム業界の市場拡大にも繋がり、新たなビジネスチャンスが生まれる可能性が出てきます。
今まで、知ることの無かった自分の才能に気付き世界で、活躍する人も中には現れるようになってきます。
そして、日本の財産になる人間を見つけ、ビジネスチャンスを広げる可能性が高くなります。
だが、頭の固い人が多い日本では、まだまだ抱える問題は、多くあると思います。
残念ですが、しばらく日本で普及するということはないような気がしてしまいますよね。