転職するために資格をとろうとしていても。勉強時間が取れないという方が多くいるかと思います。
資格を取るために、通信教育などを利用して勉強することは可能ですが、高い金額がかかります。実際、高い金額を払っても、資格を取れる保証もありません。
そのお金を節約するために、独学で勉強して資格を取ろうと思っている人も多いと思います。
しかし、働きながら、独学で資格の勉強をどのようにしてすればいいのか困ってしまいますよね。
独学で勉強した際の削減費用
通信教育などの資格を取れる講座を受講しようとすると、だいたい約20万円くらいの受講料がかかってきます。
その講座を受けただけで、資格を取れるのかどうかわからないものに、それだけのお金をあなたはかけることができますか?
できる限りお金をかけずにする方がいいに決まっています。
では、独学の場合と通信教育を受講した場合とでは、どれくらい費用が違うのでしょうか?
例:社会保険労務士の資格の場合
人気の資格でもある社会保険労務士の場合で見てみましょう。
一般的な通信教育を受講して資格を取る場合は、約20万円くらいの費用がかかるのに対して、独学の場合の費用は、必要な問題集や模試代、受験料込みで約5万円くらいになります。
通信教育を受講する場合と独学の場合を費用を比較すると、四分の一の費用を削減できるのです。
例:宅地建物取引主任者の資格の場合
不動産に転職を希望している人なら、取っておきたい資格です。
通信教育を受講する場合は、約15万円くらいの費用がかかります。
独学の場合だと、テキスト、問題集、模試代、受験料などの費用で、約2万円くらいでとれるのです。
独学で資格を取るほうが、約13万円削減することができます。
独学で勉強したほうが、お金を節約して資格を取ることがわかると思います。
では、働きながら独学で資格を取るために、勉強をすればいいのでしょうか?
スキマ時間を活用する
働きながら勉強するのに一番困る部分は、時間ではないでしょうか。
勉強するための時間を作りたいのに、仕事で時間が作れないと思います。
では、そこで着目すべきなのがスキマ時間です。
スキマ時間の効率的な勉強方法
スキマ時間は5分10分の少しの時間をいいます。例えば通勤の電車内や、待ち合わせ場所に早く着いてしまったときなどです。
こういった時間はあなたが意図せずできる時間になり、多くの方がスマホをいじるなどして過ごしていることが多いでしょう。
ですがあなたは資格を勉強しなければなりません。
ですので、急にできたスキマ時間を有効に使わなければなりません。
テキストや問題集は常に持ち歩く
先ほど述べたようにスキマ時間は急にできます。だからいつでもテキストや問題集を持ちあるき勉強できる準備をしておきましょう。
また短い時間ですので、問題を解くなどするのではなく暗記の時間にあてるとより効果的です。
時間が限られているため短期集中できスキマ時間は暗記に向いています。また暗記は反復が必要なため、街で車や人ゴミの中で集中できなくても、暗記したいことを目に入れるだけでも十分に効果があります。
5分あれば、単語10個は簡単に暗記できます。その5分が1日に5回あればスキマ時間だけで単語50個の暗記が可能になります。
テキストの読み方を工夫する
スキマ時間では、「読み流してわからないところは後で読む」という読み方にしてください。
具体的にいうとわからないところは飛ばしてOKです。わからないところをわかろうとして、その5分を費やしていては効果的なスキマ時間の使いかたとは言えません。
5分あれば理解できる項目だけを読んでください。わからないところは後で時間があるときにじっくり進めてください。
また、時間があるときに効率よく勉強できるよう、そのテキストに目星をつけるのも効果的です。ざっとテキストを読んで「ここは理解できていないから時間をかけよう」「ここは頭に入っているから、飛ばそう」など、今後の勉強時間の時間振り分けを決める時間にするのもいいでしょう。
まとめ
働きながら資格の勉強することは、とても難しいことだと思います。
しかし、スキマ時間を活用することにより、効率良く勉強できます。
またスキマ時間の勉強方法を間違えると「勉強した気だけ」になってしまい逆効果になります。
スキマ時間にはスキマ時間の勉強方法があります。それをしっかり理解することで、みるみるうちに、知識が増えていきます。
まずはあなたにスキマ時間がどれだけあるか確認してみてください。スキマ時間を無駄に使っていませんか?
小さな積み重ねが資格取得への近道です。このスキマ時間を使って、転職に有利になるように資格を取得してください。