今、職場での人間関係を円滑にするために、コミュニケーション能力が重要視されています。
そのコミュニケーション能力を高める方法の一つとして、雑談力というものがあります。
雑談力とは、何気ない話をすることで、人と話すことに慣れるようにすることなのです。
ただ、中には口下手で雑談でも会話が続かない方が数多くいらっしゃると思います。
会話が続かないことで、休憩所での居心地がなったってことはないでしょうか?
休憩をしているのに、なぜか休憩している気にならないと思います。
こういう場合のために、口下手な人のための雑談力の身につけ方を覚えておきましょう。
口下手で会話が続かない人の特徴
人と話していても会話が続かないという人はどのような特徴なのでしょうか?
その特徴をまとめてみましょう。
- 内向的
- 自分に自信がない
- 何を話していいのかわからない
- 人に嫌われたくない
など、こういって理由が挙げられると思います。
内向的な人
内向的な人は、自分から話しかけるのが苦手な人です。
周りを気にしすぎている人や恥ずかしがり屋など、このような人に内向的な人に多く見られる特徴です。
また、よく考えてから話す方が多いので、会話が続かない理由は一つの話題に対して考えている間に、違う話題に話が変わっているということが主な原因ではないでしょうか。
しかし、実は内向的な人は、人と話したいのが本音なのです。
ただ、自らが前に出るのを恥ずかしがっているので、自分の話を相手にすることができず、会話が続かないのかもしれませんね。
自分に自信がない
会話をするときに、ネガティブな発言をしていませんか?
自分に自信がない人は、ネガティブ発言が多い人です。
会話をしているときに、ネガティブ発言をしてしまうとその場の雰囲気が重くなってしまう。そんな理由で相手から話しかけられなくなっていき、人と会話することが減っていきます。
このようなことになると職場のコミュニケーション能力どころか、人との雑談力どころではありません。
ネガティブ発言を控え、相手に話しかけられやすい雰囲気を作ることから始めた方が、雑談力が上がる可能性があります。
何を話していいのかわからない人
相手から会話を振られたときに、どのような風に答えていいのかわからない人がいると思います。
こういった方は、会話の流れとその雰囲気の空気を読みすぎてしまい、何を話していいのか困ってしまっています。
休憩所での雑談は、意味のないものが多いので、深く考えすぎないのが一番です。
もし、深く考えてしまうのであれば、相手の言っていることをオウム返しで質問することで、雑談がうまくいくことがあります。
人に嫌われたくない人
周りの人に嫌われたくないために、発言をすることを控えてしまい、会話が続かないという人がいらっしゃると思います。
こういった方は、相手の気持ちを考えすぎてしまっていることが原因かもしれません。
相手の気持ちを考えながら発言することはとても大事なことです。
しかし、考えすぎて会話をするのは、自分自身にストレスが溜まってしますよね。
これは、会話をしている相手のことを良く知らないからこのような状態になっているのだと思います。
相手のことを考える前に、観察して発言するようにした方がいいのかもしれません。
また、それでも相手を傷つけたくないといった方は、「クッション言葉」と言うものを使うことをオススメします。
このような特徴にみなさんは当てはまっていましたか?
当てはまっているならば、おそらく口下手で会話が続かない人になっているかもしれません。
では、どのようなことをしたら、口下手でも会話が続かせる方法があるのでしょうか?
雑談力を上げることが、コミュニケーションをとる最大の武器
話しかけられやすい雰囲気を作る
口下手で会話が続かない人は、自分から相手に話しかけに行くことが苦手だと思います。
自分から話かけれないのであれば、相手から話かけられやすい雰囲気を作ることで、会話をすることができます。
話かけられやすい雰囲気を作るためには、
- 明るい雰囲気いること
- 話かけられたら笑顔で話す
- 暗い話題は、話さない
この3点を守ることが重要です。
相手を観察する
話かけられたら、相手の会話や表情を観察しましょう。
相手の考えを聞き、考えることで会話している相手のことを良く知ることができます。
相手のことを知ることで、自分と相手の距離を縮めることができるので、良い人間関係を構築してくことが可能です。
会話をする相手の観察ポイントは、
- 身につけているもの
- 名前(珍しい名前のとき)
- 趣味の話
など、いろいろある中で、基本的なこの3点を意識しながら、会話をすると続かなくなるということはなくなってきます。
聞き役になる
会話を続かないようにするためには、話す役に回るのではなく、聞き役に回ることが一番重要になります。
聞き役に回るときに、注意しておかないといけないことは、過度なあいづちを打つことです。
あいづちを打ち過ぎると、相手は「ちゃんときいているのかな」と疑問を抱いてしまうので、相手の言葉に合わして、適度なあいづちを打つようにしましょう。
また 、聞き役に回るだけでなく、たまに話す側に回ることも必要です。
聞き役が8割、話す役が2割といった割合で十分なので、2割だけ自分の話をしましょう。
そのときのポイントは、5W1Hと意識して質問するようにすると、会話が弾みやすくなります。
まとめ
自分から話そうと思ってしまうことで、会話を考えてしまい、続かないということになってしまいます。
こういった理由で、会話をすることに対して苦手意識が出てきてしまうのではないでしょうか?
自分が口下手で会話が続かないのであれば、相手から話しかけてもらい、話の流れに乗ることができれば、会話が続くようになります。
この逆の発想で、口下手で会話が続かない人でも雑談力を上げることができるので、実践してみてはいかがでしょうか?