フリーランスの名刺作りで気をつけるポイントまとめ

人とのつながりが重要になるフリーランスにとって名刺は重要な営業ツールになります。

店舗を構えないフリーランスにとって名刺は、お店の看板と同等といっても過言ではないでしょう。

看板とも言える名刺はどのようなことを記載し、どのようなデザインが仕事につながりやすいのでしょうか?

今回はそんなフリーランスにとって、とても大切な名刺を作る際に気をつけるべきポイントをまとめました。

フリーランスにとっての名刺の大切さ

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フリーランスになり始めたころは、名前がよほど知られていない限りは営業が大切になってきます。会社勤めの頃と違い、より地道な活動が必要になります。

そこで必ず必要になるのが名刺です。名刺は自分自身のプロモーションツールです。

お客様と初めてコミュニケーションをとり、名刺を渡す時が初めて行動をするタイミングです。その一枚一枚を地道にばら撒いた名刺が数ヶ月後、数年後、仕事として帰ってくることはフリーランスにとって珍しいことではありません。

ですが、店舗を構えないフリーランスは自宅を事務所にしていることが多く、名刺に記載する内容にも気を使わなくてはなりません。

なによりもフリーランスの名刺は自由に作成することができます。

決まったフォーマットもなければ、記載する肩書きや内容、デザインに至るまで自由に決めることができます。だからこそあなたにとって営業がしやすくなる名刺をつくる必要があります。

そういったことも踏まえフリーランスの名刺で気をつけるポイントをご紹介します。

顔写真やロゴを載せる

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フリーランスにとって、顔を覚えてもらうこと、信用を得ることは、営業をする上でとても重要になってきます。

そこで名刺に顔写真を載せましょう。顔を覚えてもらいやすくなるのはもちろん、特徴的な名刺になり目に留まりやすくなります。

もし顔写真に抵抗があるのなら、似顔絵のイラストやアバターを作るのもいいでしょう。

特にフリーのイラストレイターやデザイナーは自分で作った似顔絵やアバターを載せるとなおいいです。フォトグラファーなのであれば自分で撮った写真を挿入するのもインパクトがあります。

せっかく多くの人の手に渡るのですから、自分のスキルを見てもらえる名刺にする方が効果的です。

次にロゴです。こちらも名前や肩書きなど、文字のみの名刺よりも目に留まりやすくなります。

今はアプリやフリーソフトなどで簡単にロゴは作れます。顔写真を載せるのに抵抗があるならオリジネルロゴでアピールしましょう。

肩書きを作る

よくフリーランスの方が名刺を作る際に困るのがこの肩書きです。

なぜ困るのかというと、「フリーランスに肩書きなどない」と思っているからです。

その通り。フリーランスには決まった肩書きなどありません。肩書きは自分で作るものです。

せっかく自分で肩書きを作ることができるのですから、インパクトのある肩書きを作りましょう。例えば「ライター」などの肩書きは間違ってはいませんが、インパクトに欠けます。

「世界中のおもしろ出来事を記事にするライター」や「iPhone研究家ライター」など、ライターでもどんな分野に特化しているのかを肩書きにするのが効果的です。

逆に、「伝説のライター」「真のライター」など仕事内容が伝わらない肩書きをつけるのはあまりおすすめしません。

肩書きはインパクトがあり、仕事内容がわかりやすいほど良いでしょう。

複数の名刺を作る

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記載してある内容が違う名刺を作りましょう。

フリーランスはセミナーや勉強会に参加したり、開いたりすることが多々あると思います。多くの人が集まるセミナーなどでは、たくさんの名刺を配ることになるでしょう。

中には少し話しただけの方もいると思いますが、その方たちに事務所兼自宅の住所が書かれた名刺を渡すのは抵抗があると思います(特に女性)。

だからこそ最低でも通常の営業で使うパターンの名刺と、記載している情報が少ないパターンの名刺を作っておきましょう。

情報が少ない名刺パターン

あまり交流がなさそうな人用の名刺パターンになります。

記載内容は

・氏名
・肩書き
・メールアドレス
・ウェブサイトURL
・SNSアカウント
・プロフィール

くらいにとどめておきましょう。

住所や携帯電話などの個人情報になるのもの記載は避けましょう。

名刺に記載する項目まとめ

屋号名

フリーランスでも屋号をつけることができるので、開業届などを出しているのなら記載してもよいでしょう。

屋号を記載するメリットとしては、ビジネスの印象を強くするため、営業する際信用してもらいやすくなります。

必ず必要というわけではありません。

肩書き

フリーランスの肩書きは自由に決められるので、インパクトの強いものがいいでしょう。

名前

とりわけ本名である必要はありません。フリーランスではビジネスネームで活動されている方は多くいます。

こちらも肩書き同様自由です。

住所

こちらは載せる載せないは個人の判断にお任せします。

フリーランスのほとんどの方が自宅を事務所にしているため、個人情報の観点からあえて避けるのも間違ってはいません。

ですが、住所が記載されていない名刺は信用度に欠けると思われるのも事実です。

電話番号

電話番号は仕事を獲得する上で記載すべきでしょう。しかし、これも住所同様に個人情報になるため記載をしないか、ビジネス専用の番号を作るのもいいでしょう。

※住所、電話番号ともに個人情報を記載することをためらっているのなら、「バーチャルオフィス」を利用するのも手です。バーチャルオフィスでは住所と電話番号を借りることができ、郵便物や電話がバーチャルオフィス側に届くと自宅や設定した電話番号に転送されます。

詳しい内容はこちらを参照ください「バーチャルオフィスを利用する前に知っておくべきメリット・デメリット

メールアドレス

仕事のやり取りはメールが主流になっていますので、メールアドレスを記載しましょう。

サイトURL・SNS

自分のビジネスサイトがあるのなら記載しましょう。

またTwitterなどのSNSはフリーランスなら必ずやるべきだと私は思っていますので、名刺にアカウント名やQRコードを記載しましょう。

※SNSをやるべき理由はこちらを参照してください「フリーランスの営業は「自分に興味を持つ人」を探そう

さいごに

いかがでしたか?

フリーランスにとっての名刺の大切さがわかっていただけましたでしょうか?

フリーランスという特性上、名刺に記載する内容、記載方法は自由です。

だからこそ特徴的な名刺が効果的ですし、その反面記載事項に気を使わなければなりません。

もし名刺を作成されるならオススメの名刺作成サイトを載せておきますので参考にしてください。

グラフィック:https://www.graphic.jp/

ラクスル:https://raksul.com/

プリントパック:https://www.printpac.co.jp/

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