あなたは1日に何時間寝ていますか?
カリフォルニア大学サンフランシスコ校で行われた実験で明るみになったデータが今の社会に警鐘を鳴らしています。
その実験とは「睡眠時間に関する実験」で、睡眠時間によって死亡リスクが大きく差が出るというものでした。
睡眠時間が6時間を切ると現れるリスクが恐ろしい
カリフォルニア大学サンフランシスコ校などの研究チームが、事前チェックを受けた164人のボランティアをホテルに隔離し、安全に配慮しながら風邪のウイルスを与え、1週間にわたって睡眠時間とウイルス定着の関連を調査した。その結果、6時間以下の睡眠時間だった人は7時間以上睡眠を取る人より4.2倍風邪にかかりやすく、5時間以下の睡眠では4.5倍にもなることが分かったという。
日本の研究でも、自治医科大学が行ったものとして、健康な男性では睡眠時間が6時間未満の場合、7~8時間の睡眠と比べて死亡する危険度が約2.5倍に上昇するという報告がある。
睡眠不足は体の免疫力が低下すると言われていますが、1日たった数時間で4倍もの差が生まれるのには驚きです。
また他の実験では認知力にも影響がでるとの結果が出ています。
睡眠時間が少ないと大幅に認知度が低下し、結果的に何日も6時間以下の睡眠を続けていると2晩徹夜状態と変わらなくなるとのことです。
忙しいビジネスマンにおいて睡眠時間の確保は大変難しいかと思います。
しかし、自分の体調や命を大切に考えるのであれば睡眠時間の確保は必須です。
また、休日に寝だめするよりも毎日コンスタントな睡眠時間を心がけるようにしましょう。自分の最大限のパフォーマンスを出すためにも睡眠時間を大切にしてください。