本といっても様々な種類の本がありますよね。
漫画や小説、ビジネス書などいろいろなものがあります。
ビジネスマンの方は、主にビジネス書を読むことが多いのではないでしょうか。
ビジネス書といっても種類はいろいろあり、どれが自分に合っていて、読みやすく、分かりやすい本なのかなかなか選びにくいと思います。
また、時間を大事にしているビジネスマンからすると、本を選ぶ時間さえ効率的にしたいと感じる人もいるでしょう。
そんなお困りのビジネスマンの方たちに、効率の良い本の選び方をご紹介したいと思います。
忙しいビジネスマンのための効率の良い本の選び方
前書きを読む
本を購入するときにタイトルで本を選んでしまい、中身は分かりにくい本だったことを経験したことありませんか?
タイトルは一番最初に目に入り興味を引きますが、本の価値を決めるのは、タイトルではなく内容だということを頭に入れておきましょう。
当たり前のことかもしれませんが、実は、タイトルだけを見て本を購入する方が結構います。
では、内容が重要なら本を1冊読んでから購入しないといけないということになってしまいます。
しかし、それでは今回のテーマ「効率の良い本の選び方」にはなりません。むしろ、時間を無駄にしているだけです。
効率よく本を選びたい方は、“前書き”を読むようにしてください。
前書きには、本を書いた動機や理由、またどんな人に読んで欲しいかなど著者の思いが書かれています。
この内容がおもしろいと感じるものが、ほとんどの確率でいい内容の方が多いのです。
本を買って、まず初めに読むところは、”前書き”ですよね?
この部分で、著者は読者の心を掴もうとしているのです。
心を掴まれる”前書き”なら、それはあなたに合った本でしょう。
人にオススメされた本を選ぶ
書店やインターネットですすめられた本もいいですが、人のオススメで本を選ぶことも効率のいい本の選び方の一つです。
ただ、誰でもいいというわけではありません。あなたが共感する人にオススメされた本を読みましょう。
ところで、共感する人ってどんな人なのでしょう?
この場合、本を薦めてくれる相手が自分の感性と近い感性をもっている人のことを共感できる人といいます。
あなたの周りの人で「この人が言ってることがわかる!」とか「自分の感覚に近い人だな」といったような人いませんか?
こういう人は、自分のライフスタイルや考え方が似ていたりしますので、薦められた本があると内容がスラスラ入ってくるのです。また、自分と似た感覚を持っている人からのオススメなので、結構な確率で面白い本が多いことがあります。
共感する相手から薦められた本も自分にとって内容のいい本のことが多いです。
あなたが目指したい人の本を読む
あなたには、こういった人になりたいという目指している人がいますか?
例えば、マイクロソフト社のビルゲイツを目指したいという人もいれば、株式会社ライブドアの元代表取締役社長の堀江貴文さんを目指したいと人もいますよね。
こういった人たちは、どのようにして成功してきたかを本にして出版していることが多いのです。
自分の目指している人が出版している本を選ぶということも効率の良い本選びの一つということになります。
また、目指す人が出している本を全部読んでしまった人は、その人に関連する本も出版されている時があるので、関連書物を隅々までチェックすることをオススメします。
この項目は、目指したい人がいる前提でお話しさせていただきましたが、ビジネスマンたるもの目標や目指したい人を自分の中で決めておかなければいけません。
まだ決まったいない人は、早めに決めておいた方が良いですよ。
参考文献をチェックする
読んでいる本に、参考文献というものが掲載しているときがあります。
参考文献とは、著者が本を書くときに、資料として用いたも本のことです。
もし、あなたの読んでいる本が良い内容の本だったとするならば、その本に使われた参考文献は良い資料と見ることができます。
この掲載されている参考文献を次に読む本として選ぶことで、本を選ぶ時間を短縮することができます。また、その参考文献が良い内容の本だったら、次の参考文献を選んでいく本を選ぶ方法もあります。
「芋づる式読書」と呼ばれる方法ですが、この方法は読書で得た知識を深めていくことができるので、読書の効果を最大限に生かすことができます。
人のレビューを読む
書店に行って本を選ぶときに、欲しい本の内容の種類が多くてどれを選んでいいのか困ったことがあると思います。
本の中身をさらっと読んで、わかりやすそうだなと思って購入した本が、読んでいくとわかりにくい本だったなんて失敗があると思います。
Amazonなどインターネットで本を購入できるサイトで、一般の方が本の評価をつけているレビューを活用すると本選びがスムーズになります。
レビューは、本の概要や読みやすさ、どんな人にオススメなのかを書いてくれていることがあり、それを読むだけで自分にあった本を選ぶことができるのです。
また、本自体の内容を詳しくまとめているレビューが書いてある時があり、それを読んだことによって、その本を読んだことに等しくなるレビューもあります。
ただ、たくさんの方が意見を書いているので、商品に対していい評価と悪い評価に分かれてしまいます。
その内容を鵜呑みにするのではなく、自分で情報を選ばなければいけないということを注意しておかなければなりません。
まとめ
効率のいい読書をするためには、本の選び方がとても重要になってきます。
良い内容の本を読んで”得れる知識”とかけた”時間とお金”を価値のあるものにしたいと思うのは当たり前です。
そのためには、読書のしかたから見直すのではなく、本の選び方から見直してみるべきなのです。
また、効率良く本を探すことで、本を選ぶ時間を短縮でき、仕事に使う時間やプライベートに使う時間を削ることがないので、ビジネスマンにとって有益な方法になると思います。
効率よく本が選べたら次は、効率よく本を読みましょう。
忙しいビジネスマンのための効率の良い本の選び方【ビジネス書編】